“元祖”猪木アリ、“元祖”クロスカウンター・・・

※チャップリンの傑作短編『のらくら(1919年)』のワン・シーン…
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記事『小津安二郎とチャップリンの異色カット』にも、この“猪木アリ状態”でケンカをするシーンを載せたけど、チャップリンが演じるアクション・シーンは身体能力は勿論のことだけど、それだけでなくアイデアがいつも秀逸だ。猪木を遡ること半世紀以上前、すでにこの頭脳戦術(?)を編み出していたのだ…(笑)
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そしてこれは『街の灯(1931年)』での抱腹絶倒ボクシング・シーン。
なんと必殺“クロスカウンター”が炸裂(笑)!
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『あしたのジョー』で有名な力石とのクロスカウンター、これの元祖もひょっとしてチャップリン?
お互いのパンチを食らった二人はダウンした後、クロスカウンターならではの試合展開になる所も笑える。興味ある方は一度ご覧になって下さい。
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元祖といえば、『サーカス(1928年)』での鏡部屋での警官との“おっかけ”シーン。ブルース・リーの『燃えよドラゴン』にも同じように鏡を使ったアクション・シーンがあるが、『サーカス』でのこのシーンがヒントになったのではないかと思うのだがどうだろう。その他にも、これもまた傑作『のらくら』だけど、ゴルフ場での摩訶不思議で華麗な“反転スイング(というべきか?)”を見せてくれる。器用という以上に、チャップリンがもしスポーツ選手になっていたとしても、その道で大成していたんじゃないかと思う。
そしてアクション・シーンというには微妙だけど、マイケル・ジャクソンの歌うチャップリン作曲の「SMILE」についての記事の中で紹介した「スムーズ・クリミナル」のダンスのようになるシーンもナイスなアイデア勝負のギャグだ。(マイケルは、これで特許を取ってますね)
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ゴルフの不思議スイングと鏡部屋アクションについては、いずれまた書いてみようと思う。
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by quampaney | 2009-10-23 21:00 | 映画 / アニメ | Comments(0)