カテゴリ:音楽 / バンド( 63 )

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L'Image(リマージュ)のライブに行ってきた。何と言うか不思議なバンドだ。音楽的にはジャズ寄りのフュージョンなんだけど、テーマ〜ソロ〜テーマみたいなお約束的な曲はほとんどなくて、構成が緻密でしっかりとしてる。細かいキメが至る所にあるのだけど、自然に流れる感じに聴けるよう作り込まれている。フロントのメインははマイク・マイニエリのヴィブラフォンとウォーレン・バーンハートのピアノ。この二人のプレイは見事に一体化して馴染んでいて心地よい。奇跡的にシンクロしたコンビネーションは、チック・コリアとゲイリー・バートンにも通じるものがあると思う。デヴィッド・スピノザのギターも出しゃばらず、スティーヴ・ガッドのドラムもいい感じで枯れた味を出していた。トニー・レヴィンのベースも、まさに“Bass”という感じ。ガッド&レヴィンのコンビも完全に一体化してた。さすがデビュー当時からの鉄壁リズム・セクションだ。ドラム以外の楽器が点描画のように繊細な空間を作り出し、背景のレヴィンは日本書道の筆のように力強く太いラインを描き、ある時は繊細に点描画に溶け込む。誰も“オレがオレが”というプレイヤーはいない。ひたすら演奏に没頭するだけのライブで、終わってみて初めてメンバー紹介以外のMCが全くなかったのに気付いたほど。基本的にはブラシ中心のジャズ・ドラムだったガッドも時おり暴れ太鼓を披露するが、その時でもテンポ的には落ち着いたままだ。正確に冷静にキープしている。唯一、レヴィンが得意のチャップマン・スティックを弾く時に、血が沸き立つような熱いプレイを披露。すると、バンド全体に火が付いて強烈な盛り上がりをみせてくれる。どちらかというと裏方の職人揃いの渋いグループなのだが、その年季の入った貫禄で冷静に熱いプレイをされると観ているこちらの目頭が熱くなってしまう。
リーダーでヴァイブ奏者のマイク・マイニエリは有能なジャズ・プレイヤーでもあり数々の名盤を生み出した名プロデューサー。ウォーレン・バーンハートは再結成スティーリー・ダンの音楽監督兼キーボード奏者という経歴もある名手。最近はサイモン&ガーファンクルのバックでも来日したそうだ。最年長の二人は揃って今年71歳!そして個人的にお目当てだったのはトニー・レヴィン。キング・クリムゾンやABWH、ピーター・ガブリエルなどプログレ・バンドでの来日で何度も観てるが、ジャズ・バンドのメンバーってのは初めて。というか、レヴィンがジャズ屋として来日した事は今まであるのだろうか。来日してたとしても何十年振りだろう。本来はこういったプレイを得意とするんだろう。さすが百戦錬磨の達人、という勇姿を見せてくれた。もうクリムゾンは自然消滅しそうだし、これからは昔のように、もっとジャズを演って欲しいなあ。レヴィン本人は「自分はジャズ・プレイヤーじゃない」と言ってるそうだけど。
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↑たぶん70年代。
まだ髪の毛がある30歳前後(!)のトニー・レヴィン(笑)
60歳を超えた今の方が若々しい…

■主な関連記事
トニー・レヴィンの初来日は…
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夏祭りライブに向けての2年振りのドラムで、結果は別としても(苦笑)
自分的には良い感触と、それなりの手応えがあったので
今後のライブの予定がないのに個人練習をしてみた。
計画性のなさもあって、ずっとフィルインの練習が中途半端だったのと
肩の動きでセットを叩くという感覚が分りそうな気がしたので
少し極端なセッティングにも挑戦。
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先月、バンド練習をしたスタジオはタムが10インチと12インチ
という具合に小さ目だったので、水平近くにセットしても叩けた。

今回は12"と13"かな? 標準的なサイズのはずだけど随分大きく感じる。

最初の1時間は、少し自分の方に傾けたセッティングで身体を慣らしておき
後半1時間を真っ平らにセットして練習してみた。
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目の前にタムがドーン!とそびえ立ち、叩きにくそうだけど
スティックを軽く持ち、ただタムの上に落とすしかない!
そのためには肩から持ち上げる感じで腕ごと持っていく。

モーラー奏法のサイトにも、こういうセッティングでの練習を勧めている。
ただし
>スネアはひじより高くします。
こ、これは、ちょっと今は無理(´Д`;)

>タムは極端に、肩の高さくらいまで高くして、
>なおかつ水平にします。
今日のセッティングが、ちょうど肩の高さかな?

>前傾させてもいいかもしれません。
この場合の“前傾”というのは“向こう側”の事だろう (^д^;)

加トちゃんのプレイをイメージしてやってみた。
課題フレーズだけは何とか叩けるようになったかな…。
曲全体を演ったらボロボロだろうけど…。

水平ドラムは、モーラー奏法を知る前から気に入ってたセッティング。
ジンジャー・ベイカーが好きだというのが大きいな。
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下の映像はBBM(Bruce Baker & Moore)のライブ。(音が小さいのが難)
クリームのクラプトンをゲイリー・ムーアに差し替えたバンド。
1994年頃のはずだから、ジンジャー・ベイカーはまだ55歳くらい。
昔から老け顔だったけど、こりゃ70過ぎくらいに見えるよね。


ドラム演奏はスポーツに近いと思っていたけど
このところ、個人練習が終わった後は
身体がいい感じで“ほぐれた”ような感じがする。
肩とか背中の筋肉をマッサージをしてもらったみたいな感触。
それと、タイコの革の振動が以前よりも身体に響くようになった気がするので
それもまた、振動でマッサージ効果を高めているような。
一番はっきりしてるのが、汗をかく量が減ったこと。
以前はスーツ着てドラムを叩く人を見て、絶対に真似できないと思ってた。
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雨が降ったり止んだりの中、夏祭りに出発。まずは機材置き場の倉庫へ向かう。雨が止むのを待ってトラックに積み込み。少し積み込むとまた降り出す。イベント会場からの撤収時間は決まっているので時間との勝負。ブルーシートを倉庫とトラックの間に渡して多少の雨の中でも積み込みが出来るようにした。すると見計らったかのように雨が止んだ (´・ω・`)
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※作業をサボって撮影 (・з・)

何とか積み終えて会場へ。ステージや照明の設営作業の間、腹ごしらえ。ついでにブラジルの焼酎カシャーサで乾杯。今日はお祭りだーヽ(゚∀゚)ノ
トラックから機材を降ろしたいけど、すでにステージは水浸し。譜面台やパイプ椅子を使って雪掻きならぬ雨掻き。人類の技術の進歩・進化は、こういう苦難から生まれるのだ(笑)
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積み降ろした機材にはブルーシートを掛けて雨対策。電気系統モノがほとんどだから大変。特に機材の持ち主は気が気じゃないだろう。アンプやドラム、マイク等が並ぶステージ後方の屋根部分の鉄パイプにもブルーシート。脚立が濡れて足が滑るので恐い。イントレの上まで乗って作業した人達ご苦労様です。
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1時間押しでサウンド・チェックが出来るまでこぎつけた。ただ、本番に間に合わせるため僕らのバンドだけでチェック終了。さて、ここまで来たら後戻りは出来ない。今日、中止になれば順延だ。演奏せずに撤収してまた明日も設営から…なんてちょっと勘弁。
あいかわらず雨が降ったり止んだり、たまに凄いどしゃ降り。それでも、あり難い事にお客さんが集まり出した。屋台からもいい香りが漂ってくる。いよいよお祭りライブが始まるよ〜。

※なぜかステージ上にメイクのセットとクラッカーが…
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ほろ酔いでステージに。雨を避けて全員ステージ後ろギリギリに横並び。アイコンタクトが取りづらい位置に立つメンバーもいるけど、まあ仕方ない。リラックスした雰囲気でいい感じのスタートが切れた。ところがペダルを踏む自分の足元が雨で滑る滑る。あらかじめペダルにはタオルを巻いて対策をしてたのだけど、曲が進んでいくにつれどんどんズレて、濡れた金属面がむき出しになっていく。う〜、ペダルがまともに踏めない!バンド全体が良い感じで進んでいるのに、突然フッと音が抜けたりヨレヨレになったり。私はミスが顔に出る癖があるから、きっと凄い表情の連続だったろうなあ〜(>_<;)誰が聞いても分りそうなリズムの乱れが、かなり恥ずかしかった。
ラスト曲前のMCの時、何と客席から「雨上がりの夜空〜」と掛け声が。ネタバレ?(;´д`)ひょっとして身内のお客さん?ん〜…ま、いっか。
まあ、そんなこんなでインスタント清志郎が登場して、5年振りのライブは熱く無事終了したのだが…
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いったんは“雨上がりの夜空だったのに、また雨がパラパラと降り始めた。降ったり止んだりを繰り返しながら、大道芸人さんのパフォーマンスを挟んで、いよいよ大トリ、イベントのメイン・バンドのステージ。ところが見計らったかのように豪雨が。それまで時間を掛けて雨が屋根のビニールシートに溜まっていたのだけど、今回はあっという間に溜まってしまう。落としても落としても溜まる溜まる。いったい、どんだけ降るんだよ。思う存分降ったら上がってくれ、と思うが一向に止む気配がない。最後のサービスと言わんばかりに降るは降るは…。延々と降り続いて、ついに中断・終了の判断…。
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毎年トリを務めるバンドさんは、イベントに音響機材も提供して搬入・搬出までしてるのに、あまりに可哀相。2年前にも、同じように雨で中断して演奏出来ずに撤収となった過去がある。予想できない今後の日本の気候・天候。ステージはもう少し狭くていいから、雨を防げる屋根とかに予算を回せてもらえないのかな…

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最近見つけたモーラー奏法でタムを叩く時の肩の動きを解説した映像。
すごく分りやすいです。
前半が一般的な叩き方で、スティックというか手首から動き出す方法。
後半はモーラー奏法で、肩から動き始めるやり方が良く分ります。

自分の場合、スティックをタムに持って行くと
身体が後ろに引いてしまう癖がある。
分っていたのだけど、どうしても直せなかった。
ところが、この動画でピンときて
フィルインの練習の時に試してみたら…出来た!
いや、本当に出来てるかどうかは怪しいけど(笑)
冷静にタムを見ながら叩け、フレーズも客観的に聴くことが出来たのだ。
ところが、フィルインの前後も交えての何小節かを演奏しようとすると
いきなり身体がこわばって、いつもの状態になってしまう。う〜ん。。。

だけどこれをマスターすれば、リラックスして曲全体を見渡しながら
もっと音楽的な演奏が出来るような気がする。
身体がこわばっていると、ポイントポイントでリズムが乱れて
どんどん暴走して行ってしまうのだ。
走ってる事に気付かない事もあるし
どんどん加速していくのが分ってもブレーキが効かない時もある。

いよいよ明日は本番! 楽しい野外ライブだ。
今、雨がどしゃ降りです(>_<;)
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夏祭LIVEに向けた最後のバンド練習。
プロだと、これを“リハーサル”というんだけど、僕らはやっぱり“練習”。
先週はゲリラ豪雨(もはやスコールか)のために振替輸送で1時間遅れ
スタジオに到着した時には個人練習の予約時間が過ぎていたのだった。
予定が狂ってしまったので(言い訳)、前回練習するはずだった
フィルインを今夜1時間みっちりやった!
このところ、ようやく本番が無事こなせそうな気がしてたので
あとは、いつも適当に手癖で叩いてたフレーズを覚えれば完璧!
と思ってたのだ。
甘かったですねぇ (´・ω・`)
練習したフレーズが何一つ叩けない。
それどころか、そのフレーズが出てくる所になると緊張して
一瞬「覚えたのをやるか、いつも通り無難に流すか」と迷い
前者をやろうとするとボロボロになるか、一瞬“間”が空く。
あきらめていつも通り後者で通した方がバンドとしてはうまく行く。
というわけで(言い訳)、最後の音合わせは(個人的にね)散々でした。
まぁ本番当日は、楽しむのが第一、破綻させないのが第二。
あとは、呑んでも冷静ってことだな。
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昨夜は、友人のライブに行ってきました。
風俗街にある古びた雑居ビルという外観からは想像できない
アメリカンでバーボンな雰囲気が漂うライブハウス。
ここの箱バンとしてのデビュー・ライブでした。
いつの間にこんな凄いメンバーを集めたんだろうと思った。
巧いだけでなく、リラックスした演奏で聴きやすく、歌もコーラスもバッチリ。
初出演ということで多少の緊張はあったようだけど
それがかえって良い具合のタイトさを加えていた気がした。
いい演奏は、緊張と開放感のバランスだな。
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てなわけで「ミュージシャンにとって、やっぱりアルコールは欠かせない!」と
呑んべえ同士の勝手な理屈で盛り上がった。
いいギタリストはピックも軽〜く握るそうだし
モーラー奏法酔拳もリラックスが命!

帰る時の会計に驚いた。
手書きのメモ1枚に全員の客ひとりひとりのオーダーがびっしり。
テーブル別らしい記号の横に「正」の字で注文数が書いてはあるけど
何を何杯頼んだかは書かれていない。
均一料金だから数が分ればいいんだけど
支払う前に「生ビール○杯とバーボンの水割り○杯ですね」と確認してくれた。
呑んだ本人よりもしっかり覚えてくれていた(・ω・;)
客商売の鑑です。恐れ入りました…。
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マイケル・ジャクソンが好きだった曲「スマイル」は、映画『モダン・タイムス』のラスト・シーンに流れた曲。もちろんチャップリン自身の作曲。映画の中ではインストのBGMだった「スマイル」にはじめて歌詞がついたのは1954年にナット・キング・コールがレコーディングした時だが、その後もジュディ・ガーランド、ジミー・スコット、バーブラ・ストライザンドなど色んな人が歌うスタンダード・ナンバーとなった。マイケルも自分で歌ってたとは知らなかった。カヴァー曲もやるんだな。

マイケルは「スマイル」という曲というよりチャップリンその人のファンだったそうで、それを公言したらチャップリン・グッズが世界中から届いたそうだ。そんな彼だから、「Smooth Criminal」での有名なダンスもチャップリンが元ネタだったんじゃないかと思う。
(※勿論これには仕掛けがあって、靴と床が固定できるようになっている。マイケルはこの特殊な靴の特許も持っていた)
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※1919年公開、チャップリンの『一日の行楽』から、タールに埋まった一場面…
↓クリックで拡大
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実は数年前からサルサとかキューバ音楽にハマってまして
忌野清志郎さんの最期の音楽活動に関わった人が
世界的なサルサ・ミュージシャンということで
忌野清志郎さんのNHK完全復活ライブでドラムを担当した
江川ゲンタさんの映像をいろいろ巡ってみました。

スーパー・ドラマーの山木秀夫さんを支配下にして
自在にコントロールしながらのソロ・プレイだったり…
オルケスタ・デ・ラ・ルスでも、ひょっとしてリーダー的存在?

サルサの演奏の中で、ミュージシャンがジャムを繰り広げる
デスカルガの部分を中心にピックアップした映像ですが
ハゲGENTAのカリスマぶりは凄い。
今、私はニワカ・ファンです(笑)
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この時の演奏、ノリが尋常じゃない。
ドラマーは誰だろうとクレジット見てみると…『江川ゲンタ』?
ぐぐって驚き。オルケスタ・デ・ラ・ルスのティンバレス奏者だった。
サルサのパーカッショニストだけど、山崎まさよしのバックもやってるそうだ。
さすが、プロの守備範囲は広い。

GENTAさんのブログ>>
敬愛するゴッドへ!
忌野清志郎青山ロックンロール祭
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一夜明けて、腰痛なし!
腹筋に良い感じの疲労感あり。
このまま行こう。
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