集団リンチお疲れ様でした
G7後の会見での大失態とマスコミによる過剰報道、そして落選…と
かなり心配だったけど、本当に逝ってしまった。
あまりに異様な酩酊会見が、これでもかとテレビ等で繰り返し報道され
肝心なG7での彼の功績が埋もれてしまったのは、残念というより
強い怒り・憤りを感じる。醜態を晒した中川氏に対してではない。
改めてローマG7での「中川昭一」元財務・金融大臣の仕事を書いてみる。
言うまでもないが、リーマン・ショック後の重要会議だ。
■アメリカにはNO。
中川「米国だから、自分の国のことは自分の国で処理できると期待している」
会議に先立ち、2月13日にアメリカの財務長官のティモシー・フランツ・ガイトナーと会談し、*バイ・アメリカン条項に懸念を示したうえで、保護主義の排除で一致した。
*バイ・アメリカン条項
「公共事業で使う製品はアメリカ製だけを認めるというルール」
■経済危機に陥った国へ、アメリカ・ドル資産を有効に活用。
IMFへ1000億ドル融資、中川財務相が署名、
経済危機に陥った国への支援を後押し。
>IMFのドミニク・ストロスカーン(Dominique Strauss-Kahn)専務理事は
>「世界的な経済・金融問題に対する多国間の取り組みにおいて、
> 日本がリーダーシップを発揮し、貢献を続けることを明確に示したものだ」
>と評価した。
>>「ストロスカーン発言を伝えない日本の新聞」(EJ第2420号)
>日本をのぞく世界中に大きな波紋を広げた
>>『璧を完うす』
>この支援は厳しい取立て屋のIMFを通じて行なわれるので、
>貸し倒れになる懸念もない。
>支援されたい国はIMFを通じて要請しなければならないため、
>返済の能力・意思?のないあやしい国は排除できる。面子のある先進国もね。
>>『報道監視まとめWIKI』中川昭一とIMF「人類最大の功績」の国内報道
>朦朧会見ばかりが報道された中川氏はローマで何をしてきたか?
※バチカン博物館での“非常識な行動”とされた件などを含む
2月のローマでの中川氏関連に関する報道を検証したサイトです。
>>『株式日記』同席した美人記者は読売新聞…
>読売新聞の越前谷知子氏や
>日本テレビの原聡子氏やブルームバーグの下土井京子氏は
>中川大臣との食事の時の真相を話すべき
↑※世界に向けて、日本の醜態を積極的に発信しようとした意図は?
■中川氏の足後を振り返る記事です。
彼が“タカ派”だったかどうかは別として…
>>「タカ派」の代表格=麻生、安倍両氏の盟友−中川氏足跡:『時事ドットコム』
>メキシコなどとの自由貿易協定(FTA)締結などに尽力
>東シナ海のガス田開発では、中国の反発を覚悟で
国内開発業者に試掘権を与えるなど強硬姿勢で臨んだ
>核武装の議論を容認する発言
>拉致議連会長
>歴史教科書問題に取り組んだ「日本の前途と歴史教育を考える
若手議員の会」代表
>07年11月には、平沼赳夫元経産相らと「真・保守政策研究会」を旗揚げ
・・・
中川昭一氏のご冥福を祈ります。